「手」について
生命の衣、常在菌
(河村文雄著:人類の命を救う手作り酵素/出版:十勝均整社)を参考にしました↓
私達が母親の産道を通って産まれてくるとき、1平方pあたり10万〜100万の母親の微生物を体表につけてこの世に登場してきます。オギャー!と呼吸を始めた瞬間からその微生物は口腔、鼻腔、気道、肺へと侵入し、また授乳を通して食道、胃腸、大腸、肛門、尿道、膣に至るまで微生物で覆われます。生後2、3日で腸内は善玉菌が自然にどんどん増え、赤ちゃんの腸内細菌は1週間後には95%善玉菌で占めるようになります。この微生物が母乳(大人は食物)を分解する乳酸菌にもなり、体内に栄養(エネルギー)を摂り入れる仲介者となります。 離乳食が始まると善玉菌の割合が少しずつ下がり、やがて子供〜大人、お年寄りへと歳を重ねるにつれて善玉菌のシェアは10%も満たなくなります。お年寄りが便秘になりやすいのはそのためです。このように赤ちゃんは生まれたときから体表と体内(特に腸内)にいっぱいの微生物をもっています。これを常在菌(常在フローラ)といい、常在菌は大人になっても変わらずに体のまわり(体内も)を覆っています。これは体に害を与えるものではなく、反対に体を守ってくれる働きをしています。常在菌は人の体から生きる条件を得ているので、それを破壊するような害から人体を守ろうとします。私達は常に常在菌に守られている存在で、赤ん坊のときについた常在菌は一生の守り神というわけです。
ところが現代では徹底した除菌の考えが蔓延しています。常在菌の守護を一番初めに受け取るはずの赤ちゃんは、産湯が除菌され、お母さんの乳首が消毒され、授乳が人工栄養に変わる等、これらは赤ちゃんから大切な微生物が根こそぎ取除かれていくようなものです。
酵素を手作りする意義は、親から受継いだ「生命の衣」といえる常在菌を「手」によってエキスに溶かし込み、培養し、体の中(表面にも)に補充することです。
河村文雄著:人類の命を救う手作り酵素/出版:十勝均整社
僕は手作り酵素を教えてくれた先達からある実験をやらされました。
それは自分の「手」が、
どんな大きな役割(魔法)を果たしているのか!?。
それを確認出来る実験でした。
こういうこと気付いている人って、
まだホントに少ないんじゃないかな!?
経験的に感じている人はたくさんいる筈なんだけど。
もちろん、僕は全然知りませんでしたよ。
僕はその(超簡単な)実験を自分の手でやりながらも
その変化に、本当に驚きましたね。
宗教とかヒーリングとかじゃないですよ
何故、手作りか!
何故、人はそれを求めるのか?
理屈抜きの、一発明快!
大げさだけど、僕はそんなショックを受けたんです。
その実験は、超簡単
何の講習もレッスンも、想念やら、イメージやら
そんなの全く必要ありません。
もし、あなたがやるなら、
あなたが生きているだけでOKです
言葉の違う外国人でも
子供でも、大人でも、男も女も
生きていたらOKです
それは味覚で試す実験でしたが、
僕はその実験を僕の周りの人にも試しました。
まず、親父
↓
「ナンダこりゃ!!!???」
自分でやったことなのに、
すぐには信じれない様子で驚いていました。
次に親父の友達
↓
「あれ!!!???」
不思議がっている、
この目が点になる反応を見るのが面白い^^
僕の友達
↓
「あー!違うー!!!?」と。
やはり変化に驚いていました。
もしかして、
こういうことに気付いていなかったのは
僕達だけかなぁ?
僕らは単なる、おバカさん達!?
かも知れない(笑)
一応、頭にはいれておこう^^;
とにかく、素手で触れることが
こんな変化をもたらすとは!
ホント知らなかった。
なるほど、怪我したときは「手当て」っていうし、
実際に手を当ててるだけでも治りが早くなるもんね。
ペットのワンちゃんだって猫ちゃんだって
それに人間の子供だって、
なでなですると喜んでくれます。
大人の場合は、そうもいかないかもしれないけど…。
食物を素手で触る → 雑菌が湧く → 汚い
僕はそんなイメージが強かった。
間違いではないかも知れないけど、
この捉え方は、菌から恩恵を受けていながら、、
失礼だよなあ。
NHK料理番組で
それは韓国料理の番組だったと思います。
その料理の先生がお惣菜を混ぜ合わせるときに
注意を促すように、こう言っていました。
↓
「混ぜる時はお箸よりも、手でよく混ぜてください
その方がずっと美味しくなりますから!」と。
僕の耳には、その言葉がしっかり留まった。
やはり、知っている人は知っている!
これは根拠なく言っていることじゃない、
経験に裏打ちされていることなんだ。
「手」で触れる」と言う行為は、
実は消化吸収の一部だったんだ(フジヒサ論)
手から吸収してる、という意味じゃなく、
胃腸で消化吸収するための第一段階、みたいなもんかな。
消化は胃腸だけでやっているんじゃなかったんです。
食物を体に吸収する際には、体に入る前に、
食物のカド(刺激)を落とす必要がありますね。
手料理とはその行為で、
切ったり炊いたり盛り付けたり、もそうだけど、
それ以外に、
手から食物についた常在菌がそれをやってくれていたんです。
手で触れられたものは、
明らかに感覚や体(胃腸)に優しい状態に変化します。
実験をした人はわかる筈です。
理屈じゃなく、
自分の感覚が素直に欲したものはどちらですか…?
おむすびを、素手で握ってみてください。
押し機で固めるのとは味が確実に違います。
味に、親しみ、優しさを感じます
もしかしてそれは、
手に付いていた「雑菌」の味かも知れないね^^
それでも僕は、その味が好きだ!
プロの板前さん、ゴム手袋しませんね
ゴム手袋して作ってたら、
その料理、食べる気しますか?
プロの料理が美味いのは、
もしかして、
手に付いていた「雑菌」の味かも知れない!
だとしても、僕はその味が好きだ!
「手作り」で美味しくなったものは
お腹に入ってからが本当の出番です!
お腹で活躍してくれる微生物がいてこそ
全身にエネルギーと栄養が行渡っているんだ。
こんな諺(ことわざ)知りませんか?↓
「本当に大切なものは決して失わない」
生まれた瞬間から死ぬまで、
僕たちといつも一緒にいる常在菌は、
この諺に該当するのかもしれません。
そんな大事なものに対して、
「ばい菌」「殺菌」「除菌」とか・・・、
なんでもかんでも一緒くたに、酷いことしてきたなあ。
ごめんなさい。
「手作り」とは、
そんな大事な彼等と仲直りすることだった。
しいては家族や友達とも仲良くなることかもしれないなあ
僕はそう想いました。
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